米俳優ロバート・レッドフォードさんが16日に89歳で死去したことを受け、女優ジェーン・フォンダ(87)が「今朝、ボブ(レッドフォードさんの愛称)が亡くなったと知り、深いショックを受けました」と声明を発表した。
「裸足で散歩」(1967年)や「出逢い」(1979年)、「夜が明けるまで」(2017年)など多くの映画でレッドフォードさんと共演してきたフォンダは、「涙が止まりません。彼は私にとってかけがえのない存在であり、あらゆる面で素晴らしい人でした。彼は、私たちが戦い続けなければならないアメリカの姿を体現していました」と、米ローリングストーン誌にコメントして悼んだ。
ハリウッドを代表する俳優で監督・製作者でもあり、サンダンス映画祭を創設して独立系映画の振興と新進監督の支援に多大な功績を残したことで知られ、環境保護活動にも熱心だったレッドフォードさんの死を悼む声は各界から上がっている。
映画「追憶」(1973年)で共演した女優バーブラ・ストライサンドは、インスタグラムに若かりし日のツーショット写真を投稿して追悼。「撮影現場では、毎日が刺激的で、緊張に満ち、純粋な喜びに満ちていました」と「追憶」での共演を振り返り、「ボブはカリスマ性があり、知的で、情熱的で、いつも面白く、そして史上最高の俳優の一人でした。最後に会ったのはランチを共にした時で、アートについて語り合い、互いの最初の絵を贈り合う約束をした。唯一無二の存在で、一緒に仕事をする機会を得られたことに心から感謝しています」とつづった。
俳優レオナルド・ディカプリオも、自身のインスタグラムに若かりし日のレッドフォードさんの写真を投稿し、「俳優、活動家、情熱的な環境保護主義者、芸術の擁護者。地球を守り、変革を促す揺るぎない信念は、彼の計り知れない才能に匹敵するものでした。彼の影響は後世にわたって受け継がれるでしょう」と悼んだ。
ほかにも映画「愛と哀しみの果て」(1985年)で共演した米俳優メリル・ストリープは「獅子の一人が去った。素晴らしい友人、安らかに」と追悼し、作家のスティーブン・キング氏はX(旧ツイッター)に「70年代と80年代の新しく、刺激的なハリウッドに不可欠だった」と書き込んだ。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)



