漫才コンビ、ザ・ぼんちのぼんちおさむの弟子ぼんちきよし(49)が7日、奈良・生駒市の芸術会館美楽来で、自身初の写真展「ぼんちきよし写真展 Good Morning Asia」(8日~12日)のオープニング会見に出席。おさむや、漫才コンビ宮川大助・花子も祝いに駆けつけた。
21年にカメラマンに転身したきよしが、初の写真展を開催。来年にはタイでの展示会も予定している。
「僕の写真は『距離感』。一期一会の2度とない瞬間を、アジアを回って人々に話しかけながら撮ってきた。見に来てくれた人の会話が弾むような写真展になってほしい」と意気込んだ。
きよしは94年、おさむに弟子入り。大木つばさとつばさ・きよしを結成し、2005年の第35回NHK上方漫才コンテストで優秀賞を獲得するなど活躍した。
13年に解散後、16年からよしもとアジア住みます芸人としてタイに在住した。18年に現地で事故に遭い、歯が折れたり下顎の骨折や内側靱帯(じんたい)損傷・肋骨(ろっこつ)を打撲。病院で緊急手術を受けた後、日本に帰国して治療を受けたが、オトガイ神経断裂で右ほおにまひが残った。
話芸の道を断念し、転身したのがカメラマンだった。おさむが出演していたテレビ朝日系ドラマ「はぐれ刑事純情派」の現場に同伴し、プロのカメラマンから技術や距離感を学んでいたこともあって、本格的ではないものの写真は撮っていた。
おさむからは「きよしの写真は距離感がいい。はぐれ刑事の現場で教わった距離感が身についている」と背中を押してもらった。
同期に当たるブラックマヨネーズ小杉竜一からも「お前はハガキみたいな写真撮ったらアカン。動きのあるお前しか撮れん写真を」と励まされた。
カメラマンの道を歩む覚悟を決め、飲酒、喫煙の禁止、仕事以外では出歩かないと決め、丸3年間、雨の日も風の日も毎日写真を撮り続けた。
海外で撮った写真を中心に展示された53点の中には、ザ・ぼんちや宮川大助・花子を舞台袖から撮った写真も並ぶ。
おさむは「生きている。動いている瞬間が取れている」と躍動感のある写真に大満足したが、きよしから「師匠、買っていただいても」とおねだりされると、「イヤじゃ」と笑い飛ばした。
一方、花子は、大助が花子に優しい視線を送る写真に「大助君の視線が優しい。私のことを守ってくれている感じを撮ってくれてありがとう。うれしいわぁ」とにっこり。大助も「やっぱり嫁が好きなんやなぁっていうのがよく出ている」と喜び、「来年で結婚50年。この写真を気に入ってるからポスターにしたい」とお願いしていた。



