元日向坂46齊藤京子(28)が28日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われた東京国際映画祭ガラ・セレクション出品の初主演映画「恋愛裁判」(深田晃司監督、26年1月23日公開)の公式上映に登壇した。劇中でアイドル「ハッピー☆ファンファーレ」のメンバーを演じるが「私も昨年、卒業したんですけど、グループを結成できたのが、うれしかった。大好きで、クランクアップ時に号泣したくらい。何だったら、どこかで結成したいくらいに思っている」と、劇中アイドルグループの再結成実現を願った。

「恋愛裁判」は「元アイドルの女性に賠償命令」という新聞記事を目にした深田監督が、実際の裁判に着想を経て、自ら企画・共同脚本も手がけ、約10年に渡る構想を費やした意欲作で、日本独自のアイドル文化とその暗黙のルールに鋭く切り込んだ。齊藤は劇中のアイドルグループ「ハッピー☆ファンファーレ」でセンターを務め、恋に落ちる人気アイドルの山岡真衣を演じる。「恋愛禁止ルール」を破ったことで裁判にかけられる物語を通じて、きらびやかなアイドル業界の裏側に潜む孤独や犠牲、そして個人が自己を取り戻すための闘いを、痛切なリアリティーと繊細な人間描写で描き出す。5月のカンヌ映画祭(フランス)のカンヌプレミア部門、10月の釜山映画祭(韓国)のアジア映画の窓部門に出品されたのに続く、国際映画祭の出品で、この日がジャパンプレミアだった。

齊藤は「何回か見たんですけど、1人の人生を考えさせられる映画」と作品を評した。その上で「アイドルパートに関しては重くないので、みんなの仲の良さを見ていただけたら」と呼びかけた。

この日は、齊藤とともにハッピー☆ファンファーレのメンバー清水菜々香役

を演じた、私立恵比寿中学の仲村悠菜(18)、19年「よこがお」以来、約6年ぶりの深田組参加で大谷梨紗を演じた小川未祐(24)、リーダー三浦美波を演じた元STU48今村美月(25)、東北地方出身女性アイドルグループ・いぎなり東北産の現役メンバーで辻本姫奈を演じた桜ひなの(21)も登壇した。