落語家の立川晴の輔が30日に放送された日本テレビ系「笑点」(日曜午後5時30分)の大喜利で、初めて座布団10枚を獲得した。晴の輔は昨年4月にレギュラーメンバー入り。座布団10枚達成は、昨年12月22日放送の三遊亭小遊三以来、約1年ぶりとなる。

この日の大喜利開始時、晴の輔と林家たい平が座布団6枚、三遊亭小遊三が4枚、春風亭一之輔と桂宮治が3枚、三遊亭好楽が1枚だった。

冒頭の回答者からのごあいさつで晴の輔は、全国の社長が住む街ランキングに掛けて「僕はタワーマンションには住んでいないですが、座布団でタワーを作りたい立川晴の輔です」と意気込んだ。それに対し、前回の放送で10枚獲得まであと1枚に迫るも最後に座布団を3枚持っていかれてしまったたい平は、司会の春風亭昇太から「座布団を十枚ためると豪華な賞品が待っています」というルール説明に、過剰に反応しうなだれてしまった。

大喜利1問目で「手袋を使って何か一言」のお題に対して、一之輔が自虐ネタで座布団を連続で2枚取ると、晴の輔も負けじと1枚獲得。その後、笑点メンバーの個性あふれるキャラクターを生かした回答の連続に会場が大盛り上がりとなった。

2問目で晴の輔が10枚まであと1枚を示す「白いリーチ座布団」を獲得すると、たい平が横目で「ここまでは当たり前だから」と言い放ち、会場が笑いに包まれる。たい平も座布団を8枚獲得したところで、お題の「長年〇〇してるけど初めて」に対して、「長年笑点の回答者してるけどこんなの初めてだよ、大した賞品でもないのに座布団10枚をこんなに焦らしやがってよ」と昇太に向けて言い放った。これには座布団を1枚持っていかれてしまい、「いらねぇよ、こんなもの」と座布団を投げたり他のメンバーにあげたりと大暴れ。結果的にたい平は座布団を全て失ってしまった。

3問目「もう大変なんすから」のお題に対して、リーチがかかっている晴の輔は観客の期待を一身に背負う。「物価が上がって、もう大変なんすから」と言い、昇太から「大丈夫?」と返されると、晴の輔は「み~んな、音(値)を上げてますから」とうまく回答した。

会場中から「おぉ~」と拍手と歓声が上がり、座布団10枚を獲得。10枚目を示す金の座布団の上で、賞品のきり箱を開けると、なんと金の扇子に座布団運びの山田隆夫の似顔絵が描かれてあり、会場が爆笑に包まれていた。