フリーアナウンサー古舘伊知郎(71)が13日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜午後1時55分)に電話出演。亡くなった元TBSアナウンサーの久米宏さんとの思い出を語った。
久米さんは1日、肺がんのため亡くなった。81歳だった。久米さんは85年10月から04年3月までテレビ朝日系「ニュースステーション」のキャスターを18年間にわたり務め、古舘はその後番組となる「報道ステーション」のキャスターを12年間担当した。
番組では、久米さんが「ニュースステーション」降板から約半年後、古舘にバトンタッチした「報道ステーション」について語るVTRを紹介。久米さんは「彼は苦労してると思いますよ。大変だなと思いますね」「1回確立しちゃった番組を少し変えてやるっていうのは、大変だと思う」などと古舘を気遣うようなコメントを残していた。
古舘は「今の久米さんのおしゃべりを聞くと、かなり苦労していた時に久米さんは同じしゃべり手として同じ立ち位置にいて、いろんなことが本当に分かってくれていたんだなと思いますね」と感謝した。
久米さんにまつわる思い出も回想。久米さんが「ニュースステーション」に出演中、テレビ朝日旧本社付近で久米さんが運転する車両と遭遇したといい「素晴らしい車が1台フッと駐車場から出てきた時、私は公道を走っているんですが。私が運転する車が久米さんの車にちょっと接触しそうになったんです」と接触事故になりかけたと語った。
また「ヌッと出てきた久米さんが悪いんじゃなくて、私が接近しすぎだった。そしたらものすごい怖い顔で久米さんがビビーッてクラクション慣らして怒ってるんです」と久米さんが激怒。慌てて車を降り「ごめんなさい!僕の運転ミスです。接近しすぎてました。ごめんなさい!久米さんって言ったら、ニコッと笑って『古舘君なの?だったら先言ってよ』って」とガラッと態度が変わったことに驚いた。
古舘は「ニコッと笑って『気をつけてよ』って言ってスッと消えていった後ろ姿をお辞儀して見送った時に、事故が起きなかった良さだけじゃなくて、久米さんが毎日毎日どれだけ『ニュースステーション』で命削ってるのかなと思いました。常に戦いだから、いろんなところからの」と殺気立っていた理由を想像。「車1台接近しすぎも戦いなんです。で、僕の顔見て、顔見知りの後輩のアナウンサーって分かった瞬間に相好を崩された。だから大変なんだなということを思い出しますね」と振り返っていた。



