演歌歌手三山ひろし(45)が3日、東京・渋谷のLINE CUBE SHIBUYAで毎年恒例のコンサートを行った。09年のこの日に「人恋酒場」でデビューし、翌年から毎年のように開催している“記念日ライブ”だ。
「三山ひろしです。行くぞ、オー」のかけ声とともに「北海港節」で幕開け。赤、ピンク、緑などさまざまな色のライトが揺れる会場に何度も手を振り、キャッチフレーズの“ビタミンボイス”を届けた。
「たくさんの拍手をありがとうございます。私が“心に響くビタミンボイス”三山ひろしです。台風で開催が危ぶまれましたが、1曲1曲にしっかりと思いを込めて歌います。今日から18年目に入ります」。
07年に死去した作詞家阿久悠さんの遺作「親不孝ばし」はフォークギターで演奏。「阿久先生の作品は人生に寄りそい胸を打つ。いつまでたっても輝き続ける」と紹介をして、「宇宙戦艦ヤマト」など4曲の“阿久作品”をメドレーで歌唱。前半のラストでは、得意の落語を生かして自身で開拓した新ジャンル「落語歌謡」の第3弾「藪入り」を初めて披露した。
後半では今月24日発売の新曲「鳴門海流」をライブで初歌唱。DJ KOOとのコラボ曲「KENDAMA DO DANCE!」はけん玉を実演しながら歌いきった。三山ならではの盛りだくさんの約3時間で計24曲を披露してファンを魅了した。
芸能界の最上位・4段の腕前のけん玉からは「慌てず、焦らず、諦めず」の“3つの『あ』”を教わり、19年に83歳で亡くなった師匠の作曲家中村典正さんからは「生きてきた道が歌になる。人の気持ちに寄り添える歌をうたえ」と指導を受けてきた。けん玉と師匠の“ダブルの教え”を胸に、ファン約1800人とともに18年目のスタートを切った。



