米俳優キアヌ・リーブス(61)主演の大ヒットアクション映画「ジョン・ウィック」シリーズをめぐり、同作の配給会社と脚本家が「著作権侵害」で、別の脚本家から提訴されたと、米ハリウッド・レポーター誌が報じている。

同誌によれば、カリフォルニア州連邦裁判所に提出された訴状によると、原告の脚本家J・R・ウィッカー氏は、2014年に公開された「ジョン・ウィック」とその続編が自身が手がけた脚本と「驚くほど類似している」と主張しているという。

妻を亡くした中年の元殺し屋が、大切な子犬を殺した男たちに復讐(ふくしゅう)するため再び殺し屋に引き戻されるストーリーである「ジョン・ウィック」の国際的な秘密結社を相手に止められない殺戮(さつりく)を繰り広げる内容が、自身の未発表の脚本「ブラッド・フォー・エスコバル」に多くの点で類似しているとしているとしている。

自身の脚本も映画と同様に自宅に押し入った侵入者にペットを殺される場面から始まっており、自宅に隠してあった武器を回収してナイトクラブで宿敵と対峙するアクションシーンに展開する点など、共通点をあげている。

同氏は、被告の脚本家デレク・コルスタッド氏が自身がコンテストに応募した脚本を閲覧できる立場にあったことも具体的に言及しており、映画からの収益として少なくとも1000万ドルの支払いを求めているという。

「ジョン・ウィック」シリーズは、2023年公開の「ジョン・ウィック:コンセクエンス」まで4作品が製作されているほか、昨年はスピンオフ「バレリーナ:The World of John Wick」も公開されている。また、シリーズ第5弾も現在進行中で、2027年以降の公開が見込まれている。(千歳香奈子)