作家乙武洋匡氏(50)が5日、Xを更新。自身に寄せられた声に対し、丁寧に返信を続けた。

俳優的場浩司(57)がブログを通じ「歩きスマホ」の歩行者に激突された出来事を問題提起したのを受け、乙武氏も同じく苦言を呈した。「『またその話かよ』と思われるかもしれませんが、一向に減ることがないので何度でも言わせてください」と書き出し、「車椅子やベビーカーは二足歩行と違って真横には動けないので、歩きスマホで突進してくる方を避けることが困難です。危険なので本当にやめていただきたいです」と注意喚起していた。

そのポストに対し一般ユーザーから「人がたくさんいるような場所に車いすで来るのが間違い 何のために障害年金貰ってるか理解したほうがいい」との返信があった。乙武氏は当該投稿を引用し「あまりに斬新なご意見をいただき、手足もげるかと思いました」と驚きの声を上げた。他にも多数の声が寄せられる中、乙武氏は「どう見ても不利なカードで生まれてきた本人が、『私は配られたカードで勝負する』と言ってのける気概は大事だと思う」と気丈にポスト。「ただし、社会の側や、特に政治に携わる人が、『配られたカードで勝負しろ』と当事者に言うのは筋違いだし、無責任ですよね。 『どんなカードが配られても公平に勝負ができる社会』 理想論だと言われるのはわかっていますが、あくまで私はそうした社会に少しでも近づけていきたいと思っています」と力強くつづった。

このポストにも多数反応が寄せられた。ある一般ユーザーが「みんなが社会の役に立てる様に生きて、役に立たないなら自然淘汰されていくのが全体最適な気がします」と指摘。乙武氏は「『社会の役に立てないなら自然淘汰』『社会の役に立てないなら自然淘汰』『社会の役に立てないなら自然淘汰』今日一日、この言葉が頭から離れそうにありません。時代が違えば、生まれた瞬間に“淘汰”されていてもおかしくなかった身として、『私に何ができるのか』、問い続けていきたいと思います」と返信した。

さらに一般ユーザーから乙武氏の返信に対し「乙武さんには申し訳ないが、時代が違えば、国が違えば間違いなく淘汰されてますよ。ある程度自由に生きて、発信できる日々に感謝しましょう。当然ではないんです」との意見があった。

乙武氏は“淘汰”の2文字を巡って「“上から目線”の教科書のようなコメント、誠にありがとうございます!」と切り返していた。