フリーアナウンサー膳場貴子は12日、MCを担当するTBS系「サンデーモーニング」(日曜午前8時)に生出演。正副議長ポストをめぐる金銭授受の疑惑など、福岡県議会でさまざま指摘されている「政治とカネ」の問題について「真相解明をしないと、議会の信頼は地に落ちたままかと思う」と、厳しく指摘した。

番組では、議長経験者の吉松源昭・福岡県議が7日の会見で、議長就任に際して自民党県議団の幹部から、計約2000万円の現金を要求され支払ったことなどを訴えた内容を伝えるとともに、福岡県議会で超高額な経費を使った海外視察が繰り返されてきた問題も、波紋を広げていることに触れた。

福岡県政の実力者で、「県議会のドン」ともいわれる蔵内勇夫議長が先月11日の会見で、高額な海外視察への批判をめぐり、「私は『海外旅行』は、続けます。この考えは一切変わることはありません」と明言した後で、「海外旅行でなくて『海外活動』でした」と言い直したシーンも伝えた。吉松県議が会見で「県の職員はカツアゲされ、海外視察においても県民の税金をカツアゲしている。これを正すには、我々議員から行われているカツアゲをしっかり告発して正さなくてはならない」と、告白に至った経緯を語るとともに、「カツアゲ」の撲滅を訴える場面も報じた。

VTRを受け、膳場は「いや、もう、これは真相解明をしないと議会の信頼は地に落ちたままかと思うんですが」とコメント。市区町村政に比べて、県政は県民の関心が届きにくくメディアの監視も効きにくいという構図があるとして、「行政や政治権力を監視しないと、こういうことになる。有権者は政治権力を監視することに汗をかくべきです」とするコメンテーターの指摘に、膳場は同意し、「本当に、福岡県だけの話なのか、という目で見ていかないといけないと思います」とも述べた。