お笑いコンビ、キングコングの西野亮廣(46)が16日夕、自身のXを更新。「売れない芸人」らの特徴について、私見をつづった。

西野は「【結婚式の余興で気持ちよくなって2曲歌うヤツ】売れないアーティストや芸人、スピーカー、パフォーマーに共通して見られる特徴の一つに、『持ち時間を守れない』という傾向があります」と書き出した。

そして「もちろん、これは『時間を守れない人は絶対に売れない」という話ではありません。時間を守れないのに人気がある人もいますし、時間を守っていても売れない人もいます。ただ、長くこの仕事を続けていると、この傾向は驚くほど繰り返し目にします。

たとえば、結婚式の余興。『一曲お願いします』と頼まれているのに、会場が盛り上がってきたからと、二曲目に入ってしまう人がいます。本人に悪気はありません。むしろ、『喜んでもらえると思った』『せっかくなのでサービスしたかった』という善意からの行動でしょう。(※実際は『盛り上がった』のではなくて、オーディエンスが新郎新婦の為に『盛り上げた』のだけれど)」と続けた。

さらに「結婚式という場は、一つの大きな作品です。新郎新婦は、その日のために何ケ月も前から準備を重ねています。司会者には進行表があり、カメラマンには撮影の段取りがあり、料理には提供のタイミングがあり、ゲストには歓談の時間があります。その中で「あと一曲」は、決して無料ではありません。その数分間は、誰かが大切に設計した時間を使っています。つまり、本人は『サービスをした』と思っていても、実際には『他人の時間を勝手に使った』という見え方にもなり得ます。持ち時間とは、『この時間をあなたに預けます』という信頼そのものです。だから、プロフェッショナルほど、その時間を何より大切にします。イベントでも、テレビでも、舞台でも、売れている人ほど『あと30秒で終わります』『予定どおり終わります』ということを徹底します。なぜなら、自分が出演しているのは、自分一人のステージではないことを知っているからです。一つのイベントは、多くの人の仕事によって成り立っています。自分だけが気持ちよくなっても、イベント全体の価値が下がれば意味がありません。一方で、売れない人ほど、『今日はウケているから、もう少し』『せっかく盛り上がっているから、このまま続けよう』『この機会に自分をアピールするぞ!』と考えがちです。その判断からは『今、自分がどう見えているか』が完全に抜け落ちている」とした。

その上で「プロになるほど、俯瞰で自分を見ます。会場全体を見ます。番組全体を見ます。お客さんはどう感じているか。主催者は困っていないか。スタッフは次の準備ができるか。イベント全体の流れは美しいか。その視点を持てる人ほど、結果として選ばれ続けます」とつづった。

この投稿に対し「会議とかプレゼン、営業にも通じる話だな 相手の貴重な時間をもらっている感覚を大事にしよう」「時間を守らない人ほど、時間を守る必要がない言い訳がうまい気がします笑」などとさまざまな声が寄せられている。