お笑いコンビの南海キャンディーズの山里亮太が17日、MCを務める日本テレビ系「DayDay.」(月~金曜午前9時)に出演。今年3月に沖縄県名護市の辺野古沖で船2隻が転覆し同志社国際高(京都)2年の武石知華(ともか)さん(17)ら2人が死亡した事故で、知華さんの両親が今月14日、同校と同校を運営する学校法人「同志社」に中立性や公正性を確保した検証体制の確立と公表を求める緊急要望書を提出したことについて、私見を述べた。
同校の辺野古沖での乗船プログラムに関しては、米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対する「抗議船」に乗せた点が政治的中立性に反するとして、文部科学省が法人に是正を指導するなどしていた。
学校法人が設置した特別調査委員会(第三者委員会)が7月31日に公表した報告書では、前例を踏襲し続けたことが事故につながったと指摘したが、「平和教育」や政治的中立性の根本問題については「調査の対象外」として、踏み込んでいなかった。
これに対して遺族は、早期の幕引きありきで不十分な報告書が発表されてしまうのではないかとの懸念を示し、関係者へのヒアリング、遺族や卒業生へのアンケートなどしっかりとしたプロセスを経て結果を出すように求めている。
こうした流れに山里は、「ご遺族が、学校側の検証が本当に信頼できる形でほしいと求めたのは当然のことだと思います」とした。その上で、「なんでここまで遺族が動くような状況になっているのか。ご遺族は今、専門家による調査とか、法的手続きの費用を集めるために自らクラウドファンディングを立ち上げたりとかしてます。娘さんを亡くしたご家族が悲しみのなかで真相を明らかにするためにお金まで集めながら事実を追っている。この負担を一つの家族だけに背負わせてもいいのかなって思います。こういうふうに伝えることとか、ご遺族を支えることというのは、同じ事故を繰り返さないための検証を社会で支えることが非常に大事じゃないかと思います。検証の中立性があいまいなものだと、知華さんが乗っていたのと別の船で亡くなってしまった船長に責任が集まったりとか。事実が隠れて言ってしまうのでちゃんと再発防止のためにも風化させないために、いろいろしっかり動かなければいけないなと思います」と真相解明に力を込めていた。



