映画監督の河瀬直美氏(57)が4日、都内で行われた、「なら国際映画祭2026」(19~23日開催)記者発表会に出席した。
10年に始まった同映画祭は今年で9回目。インターナショナルコンペティションをはじめ、学生作品コンテスト、カンヌ、ベルリンの国際映画祭、SSFF&ASIAからの作品や、奈良を舞台に撮影した作品などを奈良市内各所で上映される。同映画祭のエグゼクティブディレクター河瀬氏は今回のテーマ「CROSS」について「文化で国境をつなぎ、人々が交わったときに分断ではなくつながり合いたいという意味からこのテーマにしました」。世界81カ国・地域、1438作品から選び抜いた42作品と出会える映画祭について「大阪・関西万博のレガシーを継ぐ映画祭でもある。万博参加国の半数からの作品が出品されたことにも意義を感じる」とした。
初日は東大寺大仏殿前で「祈りのレッドカーペット」を開催。大阪・関西万博の公式キャラクターのミャクミャクをはじめ、奈良県のマスコットキャラクターせんとくんも参加者をお出迎えする。コロナ禍ぶりに東大寺でレッドカーペットを行う意義について「祈りという形で限定200人の皆さまに、クラウドファンディングという形で儀式として行いたいと直談判しました」と明かした。
さらに「門の脇でミャクミャクとせんとくんが出迎えます。二度と見られない光景」とも話し、「なら国際映画祭という交差点に立って頂きたい。見える風景が誰かの映画になる可能性を秘めています。どうぞご来場下さい」とアピールした。



