お笑い芸人の小籔千豊(52)が4日、カンテレ制作のフジテレビ系情報番組「旬感LIVE とれたてっ!」(月~金曜午後1時50分)に出演した。
年内で吉本興業とのマネジメント契約を終了し、来年1月1日から同社とパートナーシップ契約を結ぶ小籔が退所を決断するまでの経緯を明かした。
きっかけの1つは、吉本新喜劇の座長を退いたことだった。座長時代のように台本やネタを考えなくなり、責任から解放されて気楽になった一方で、「張り」のようなものが失われ、「なんか暇やな」と感じるようになったという。M-1グランプリに出場し、準々決勝で「死ぬほど滑りました」と振り返った。
退所への思いは一気に固まったわけではなかったといい、当初は「30%」ほどだった気持ちが「35%」になり、本を読んで感化されると「60%」まで上昇。その後、怖くなって「10%」に下がることもあったといい、揺れ動く思いが「だらだら」と積み重なった末の決断だったと説明した。
人生の残り時間を意識したことも背中を押した。母親が55歳で亡くなっており、自身もその年齢に近づいたことで死を身近に感じるようになったという。50歳を過ぎてから英語を習い、ジムに通い始めたほか、「死ぬまでに」と富士山への登山も考えるなど、後悔しないためにやりたいことへ挑戦する気持ちが強まっていたという。
一方、来年から結ぶパートナーシップ契約については「中身、何にも決まってないんですよ」と告白した。退所を申し入れた際、吉本側からは引き留められたものの、話し合いは終始穏やかだったという。
それでも、退所後に周囲から「もめた」と臆測されることを避けたいとの思いがあり、小籔から吉本側へ「うっすら業務提携みたいな形」で双方から発表してもらえないかと依頼したことを明かした。吉本側がこれを受け入れ、パートナーシップ契約という形になったという。
契約名については、すでに公表していた「ハイパーパートナー契約」「サムタイムズフュージョン契約」に加え、番組では「ニューオーリンズセッション契約」「さんま、キムタクぐらいの距離感契約」なども提案したと明かしたが、いずれも却下されたと笑わせた。
吉本新喜劇との今後の関わりを含め、退所後の活動には未定の部分も多いという。小籔は今後について詳しく知りたければ、自身が主宰する音楽イベント「コヤブソニックに来てな」と呼びかけ、最後まで笑いを交えて語った。



