片岡仁左衛門(82)が1日、東京・立川で、初参加する「立川立飛歌舞伎 特別公演」(3~8日、立川ステージガーデン)に向け、お練りを行った。

仁左衛門は、紹介を受けると、手を振って歓声に応え、人力車に乗り込んだ。セレモニー会場までの約500メートルの間、「松嶋屋!」「待ってました!」の声が飛び交った。

仁左衛門が東京でお練りを行うのは、97年10月の片岡孝夫を名乗っていた時以来で、15代目仁左衛門襲名を祝うお練りだった。

仁左衛門は「温かく迎えてくださりうれしかった」と話し、東京でのお練りも「ずいぶん久しぶりです」と感慨を込めた。

セレモニーでは、4回目を迎えた「立川立飛歌舞伎」について「私は初めてでございますが、常連の(市川)中車さん、(中村)壱太郎さん、(市川)團子さんたちが続けてくれて、歌舞伎が立川に根付いてまいりました。これが秋の恒例になりますよう」と願いを語った。

セレモニーでは、興行成功を祈念し鏡開きも行われた。お練り、セレモニーを含めた観衆は約3万6000人に上った。

仁左衛門のほか、歌舞伎俳優は片岡孝太郎、市川中車、中村壱太郎、市川團子、市川猿弥、市川笑也、市川笑三郎、片岡松之助、市川青虎が参加。立飛ホールディングスの村山正道社長も出席した。