元テレビ朝日社員の玉川徹氏は5日、同局系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に生出演。第2次トランプ政権に対する有権者の「直近の民意」が示された3日(現地時間)の米中間選挙で、トランプ与党の共和党が惨敗し、野党民主党が上下両院で4年ぶりの多数派奪還を果たしたことを受けた、トランプ大統領の反応についてコメントした。

当初から共和党の苦戦が伝えられてきたが、ふたをあけると米メディアでも驚きをもって伝えられたほどの共和党の大敗、民主党の大勝となった。当初は、敗れた場合に「不正な選挙」などの筋違いの主張をする可能性も指摘されたトランプ氏だったが、民主党の上下両院での多数派奪還の見通しとなった時点で、FOXニュースの電話インタビューに応じ、民主党に対し「おめでとう」と祝意を示し、共和党敗北を認めた。一方で、民主党と対峙(たいじ)する今後の議会での「拒否権」発動に言及し、民主党を牽制(けんせい)するなど、今後の動きは見通せない状況であることには変わりない。

玉川氏は、トランプ氏のこうした対応に関して「予想以上に、しおらしいなと」と反応。「(選挙結果に)反発をするのかなと思ったら、意外に民主党に祝意を述べ、よくやったと言ってみたり」と述べ、「拒否権はもともと大統領の権利なので、これは予想できたけれど。それを言うのは想定内の話だとしても、ちょっと僕は不気味な感じがします」と、トランプ氏の反応に意外に受け止めた。

その上で「ここでわ-っとなって、ということではなく、かえって嵐の前の静けさのように感じますけどね」と、トランプ氏の今後の動きが読めない状況であることに言及。「選挙結果を認めて、『不正だ』というようなことを言いわないのは驚きでした」とも、語った。