東京都中央区の築地市場で5日早朝、今年最初の取引となる「初競り」が行われた。最高額は青森県大間産の405キロので、3645万円(1キロ当たり9万円)で競り落とされた。

 昨年まで6年連続で最高額のマグロを競り落としていた、すしチェーン「すしざんまい」の運営会社は、190キロの大間産を3040万円で落札した。1キロ当たりの単価は16万円で、この日一番の高級品だった。木村清社長は「形、脂、大きさ全てが一番。ぜひお客様に食べて欲しい」と満足げな表情。お決まりの「すしざんまいポーズ」を上機嫌で繰り返していた。

 築地市場は、10月に江東区の豊洲市場(東京都江東区)へ移転。1935年の開場以来、80年以上の歴史を刻んできた築地での初競りは今回が最後となる。最高額のマグロを落札した仲卸「やま幸」の山口幸隆社長は「ここで一人前にしてもらった」と感謝の言葉を口にした。