大阪府の吉村洋文知事(46)は2日、府庁で定例会見を行い、新型コロナウイルス患者の軽症者を集めて治療する臨時医療施設、いわゆる「野戦病院」計画について「毎日、2000人、3000人の陽性者が出ている。スピードを重視してやるべき。9月中の開設を目指したい」と述べた。最大1000床規模の野戦病院は、候補地として大阪市住之江区の国際展示場「インテックス大阪」の6号館を検討している。

1日の大阪府の新型コロナウイルスの新規感染者数は過去最多を更新する3004人。2日は、新たに2501人の新型コロナウイルス感染が確認された。8月2日に始まった4度目の緊急事態宣言が1カ月を迎えたが、感染拡大が収まらない現状に吉村知事は「2つある。デルタ株の感染拡大力と、人と人の接触の機会がそれほど、減っていない。この2つの組み合わせだと思う」と分析した。

さらに「東京首都圏の感染が収まってくるかどうかということも、大阪の少し先を予測するには重要。現状では昨日、3000人を超えてきた。まだピークは見えない」と危機感をにじませた。