W杯カタール大会1次リーグスペイン戦で日本代表の決勝T進出を決める決勝点を決めた「鷺沼兄弟」こと、MF三笘薫(25=ブライトン)とMF田中碧(24=デュッセルドルフ)コンビの地元・川崎市宮前区の「さぎ沼商店会」(菅原一夫会長)が、クロアチア戦の特別パブリックビューイング(PV)を開催する。

6日午前0時から「スポーツスパ アスリエ」1階ロビーで。50人ほどの参加を予定している。

日本代表では、地元サッカークラブ「さぎぬまSC」出身の三笘、田中とDF板倉滉(25=ボルシアMG)GK権田修一(33=清水)の4人が毎試合奮闘中。時差の問題もあり、1次リーグでは開催しなかったが「地元で育った選手たちが頑張っているのに何もしないわけにはいかない」と、クロアチア戦を地元商店街で応援するPV開催が急きょ開催が決まった。

商店会関係者によると、開幕前には1次リーグでドイツやスペインという強豪と当たる組み合わせに「正直、厳しいかなという声もあった」という。しかし、ドイツ、スペインを破っての1位通過に「これは大変だ!」と、商店会も一気に動き出した。

板倉は累積警告でクロアチア戦は出場できない。だが、勝ち進めば、準々決勝(ブラジル対韓国の勝者と対戦)で再び4人がW杯のピッチにそろい踏みする。「ベスト8、そしてベスト4を目指して頑張ってほしい」と菅原会長。地元から、熱い応援を、カタールまで届けるつもりだ。