立憲民主党の小沢一郎衆院議員が10日までに自身のX(旧ツイッター)を更新し、「ひめゆりの塔」(沖縄件糸満市)の展示説明をめぐり「歴史の書き換え」などと発言し、9日に撤回を表明し謝罪した自民党の西田昌司参院議員に対し「選挙への影響をおそれた自民・公明執行部の指示」などと、厳しい認識を示した。
9日の投稿に「選挙への影響をおそれた自民・公明執行部の指示で仕方なく形だけの謝罪・撤回。綸言汗の如し。一度出た言葉は取り消せない。むしろ、国家主義思想及び戦後教育批判はこの人物の基本思想で変えられない。そして、この人は自民党公認。だからこそ夏の参院選が重要。国民の良識が問われる選挙となる」と記した。
西田氏は、3日に那覇市で開かれた憲法改正に関するシンポジウムで、「ひめゆりの塔」に記された内容の「説明のしぶり」が、歴史を書き換えていると主張したと、地元紙などに報じられた。西田氏は7日、国会内で記者会見し「切り取られた情報で、記者の思い込みで作られて報道が広がっていることに危うさを感じる」「私の発言で県民や関係者の方を傷つけたという報道になっているが、私としては全くそういう意図はない。もしそういうことがあるなら、私の意図とは無関係に切り取られた記事が誤解を生んでいる。そこは遺憾に思っている」と、主張。この時は発言の撤回は否定していたが、自民党内でも批判が強まり、9日に開いた記者会見で撤回を表明した。西田氏は、今夏の参院選で改選を控えている。

