<1>C・ルメール騎手=05年ハーツクライ
05年有馬記念は無敗の3冠馬ディープインパクトが単勝1・3倍の断然人気だったが、4番人気の4歳馬ハーツクライがルメール騎手を背に制した。
コンビ3戦目で、これまでの後方一気とはまるで違う先行策。ディープより先に抜け出して押し切り、ディープに初黒星をつけた。
短期免許で来日していたルメール騎手にとって、JRA・G1初勝利で同重賞も初勝利。ダービー2着、ジャパンC2着など惜敗が多かったハーツクライにとっても、悲願のG1タイトルとなった。
<2>熊沢重文騎手=91年ダイユウサク
ダイユウサクは、91年の年始に金杯(京都芝2000メートル)を制して重賞初制覇。ただ、以降は苦戦が続き、有馬記念の前走でオープン特別を勝ったものの、有馬は15頭立て14番人気の低評価だった。
レースは馬群の外を伸びた1番人気メジロマックイーンの内から、するすると伸びて差し切り勝ち。23歳の鞍上・熊沢騎手のガッツポーズが印象的だった。単勝配当は1万3790円。
<3>山田泰誠騎手=92年メジロパーマー
92年の宝塚記念を逃げ切ったものの、同年秋は京都大賞典9着、天皇賞・秋17着と敗れたため、続く有馬記念は16頭立ての15番人気だった。
デビュー4年目、21歳の山田泰誠騎手は好スタートからパーマーをハナへ導いたが、向正面ではダイタクヘリオスに競られる厳しい展開。それでも直線で突き放すと、最後は猛然と追ってきたレガシーワールドを鼻差抑えて春秋グランプリ連覇を達成した。単勝配当は4940円。






