高知3歳3冠の最終戦、黒潮菊花賞(1900メートル)が8月2日の8R(出走12頭、19時15分発走)で行われる。
全国交流初年度だった昨年は、兵庫のラピドフィオーレが制したが、今年の遠征馬は佐賀から参戦するミッジーチャンプ(セン、真島元)のみ。地元・高知勢に分がありそうだ。
主役は2冠馬カツテナイオイシサ(牡、雑賀正)で揺るがない。不良馬場、1400メートルで行われた黒潮皐月賞は、同厩舎のクスダマをゴール寸前で何とかとらえる鼻差の辛勝だったが、今回と同距離の前走・高知優駿は、クスダマを3角でとらえて1馬身半差の貫禄勝ちだった。今回も好位から運ぶことができれば3冠達成が濃厚だ。
ただ、重箱の隅をつつくなら、1番枠でこれまで黒潮菊花賞を制した馬がいない点。鬼門の最内枠を岡村騎手がどう乗りこなすか、注目だ。
2冠とも2着のクスダマ(牡、雑賀正)が今回も先導役となるか。1900メートルは本来少し長いが、高知優駿では永森騎手が絶妙なペースで逃げて、3着トサノシュジンコウに4馬身差という強い2着だった。今回もペース配分が鍵になる。
雑賀正厩舎の上位独占に待ったをかけるなら工藤真厩舎か。トサノシュジンコウ(牡)は高知優駿3着からの逆転を狙う。1400メートルの黒潮皐月賞をパスしたように、大きなフットワークで本質的に長い距離が向いている。自身より内にカツテナイオイシサ、クスダマが入っており、2頭の動向を見ながら進められる点は魅力だ。
魚梁瀬杉特別を勝った、大外枠の同厩舎ザガラ(牡)にとって1900メートルはさすがに長いか。ただ、テンの速さを生かしてクスダマに競りかけていくことは間違いない。こちらがハナを切れば、波乱も考えられる。



