今週、闘病中の先輩D氏(60代)と小田原城が望める小田原競輪場へ。入院~手術~自宅療養を繰り返すD氏は少しやせていましたが、目だけはギラついていました。何せ、自他ともに認めるギャンブル好きで、10代の頃は某公営競技の選手を志望していた筋金入り。人生初の大病に心が折れかけたこともあったようですが、闘志を奮い立たせてくれたのはギャンブルだったとか。
「診断を聞いた時は『ギャンブル漬けの人生だったけど悔いはない。どうなっても構わない』なんて少しヤケになったけど、外科総力戦で頑張ってくれている病院の方々の姿に触れ、俺がふさぎ込んでいちゃ申し訳ないなと。で、毎朝、点滴台をひきずっては11階の病室から1階のコンビニに行って新聞を購入。世の中の情勢を知ろうと一般紙を隅から隅まで熟読したよ。ただ日刊スポーツのレース面を開くと、つい勝負したくなるんだよね。おかげで(馬券、車券、舟券が)外れすぎて、胃腸へのストレスが逆効果だったのは間違いない。がははは」。
D氏が2度目の入院~手術を経て、退院して約2週間。「胃腸の動きを活発にするため、とにかく歩いてください」という医師の指示に従い、小田原駅から徒歩圏内(約12分)にある小田原競輪へ行くことに。D氏は競輪場へ入ると、鋭い眼光で場内をかっぽし、本場の小田原から場外の小松島までフル参戦。「小田原は優勝戦(地元の郡司浩平が優勝)で万車券を取ってプラスも、小松島に手を出した分、トータルでマイナスだったよ。でも久々にレース場に行って最高のリハビリになった。ギャンブルはむちゃをしない限り、心と体の健康には打ってつけ。今後もリハビリを兼ね、可能な限りレース場に足を運びたいね」。
今週末は競輪のリベンジを期し、新潟のレパードSで勝負するというD氏。「俺の愛読雑誌はボートレースのマクール。とくれば、マクリールで勝負するしかないでしょ。むふふふ」。実に短絡的な予想ですが、同馬のポテンシャルは確か。同じ手塚久厩舎で14年レパードSを圧勝したアジアエクスプレスほどの完成度はなくても、潜在能力と成長力で勝負圏内。闘病中のD氏に笑顔と富を!



