地方競馬の短期免許を取得して南関東で騎乗していたフランシスコ・ゴンサルベス騎手(36)。「日本から離れるのが悲しくて、本当は帰りたくないんですけど…。あらためて馬主さんや調教師さんに感謝しています」。5日の船橋が今回の最後の騎乗となった。
8月24日から騎乗して224戦22勝。「30勝ぐらいを目標にしていたんですけど、けがもあって」。9月18日の大井で右足の指を負傷。翌週の浦和まで休養を余儀なくされた。「2着も多くて」。2着36回は歯がゆかっただろうが、それでもそのうち25回は3番人気以下。徐々に南関東の流れにも慣れ、人気薄も連対させていたのは騎乗技術の高さからだろう。「1年目から得体の知れない自分を乗せてくれただけでも感謝しています」。評価する調教師の声も多く聞こえた。
騎手服の服色は「赤、袖青二本輪」。拠点をアルゼンチンに移す前にブラジルで着ていた馬主服のデザインだという。「この馬主さんの勝負服で、いろんないい経験をしましたし、たくさん勝ちました。アルゼンチンに移動する直前にG1も勝ちましたし、この勝負服を着ていると、いつもいいことがあるので」。またこの騎手服を見られる日が来るのだろうか。現時点では来年の短期免許の予定はJRAだけとのことだが、いつかは南関東での再会も期待したい。【牛山基康】



