3冠馬カツテナイオイシサ(牡、雑賀)が中団から差し切って完勝。前日10月31日に落馬負傷した岡村卓弥騎手(33)の代打騎乗を務めた上田将司騎手(45)が期待に応えた。勝ち時計は1分45秒6。2着はザガラ(牡、工藤)、3着はクスダマ(牡、雑賀)が入った。
序盤は後方4番手を追走してじっくりと脚をためた。残り600メートルで鞍上がゴーサインを出すとエンジンが点火。直線の入り口で逃げたザガラを捉えて力強く抜け出し、最後は1馬身半差をつけた。
上田騎手は「スタートでもう少し進んで行くと思ったけど進まなくて、ヤバっと思いました。向正面からハミを取り出したので、これなら前はかわせるなとホッとしました。エンジンが掛かってからは素晴らしくて、久々にこんないい馬に乗らせてもらいました。今日は突然の騎乗で複雑でしたけど、早く岡ちゃん(岡村騎手)に帰ってきてもらって、高知競馬を盛り上げてくれたらと思います」とエールを送った。
カツテナイオイシサは3月の土佐春花賞で重賞初制覇を果たすと、そこから破竹の勢いでネクストスター西日本、3冠(黒潮皐月賞、高知優駿、黒潮菊花賞)を制覇。前走の西日本3歳優駿(笠松)では2着に敗れたが、今年最後の3歳重賞・土佐秋月賞を制して、高知で行われた3歳重賞6戦をすべて制したことになる。




