英国王室主催のロイヤルアスコット開催が、週明けの18日(火曜)から22日(土曜)までアスコット競馬場で開催されます。期間中に行われる重賞は19。G1は以下の8つで、今年から初日のスプリントG1重賞のキングズスタンドSが、チャールズ国王の名をいただいたキングチャールズ3世Sとして開催されます。
■ロイヤルアスコット開催・G1レースの日程(6月)
18日(火)
クイーンアンS(4歳上、芝直線1600メートル)
キングチャールズ3世S(3歳上、芝直線1000メートル)
セントジェームスパレスS(3歳牡、芝1590メートル)
19日(水)
プリンスオブウェールズS(4歳上、芝1990メートル)
20日(木)
ゴールドC(4歳上、芝3990メートル)
21日(金)
コモンウェルスC(3歳、芝直線1200メートル)
コロネーションS(3歳牝、芝1590メートル)
22(土)
クイーンエリザベス2世ジュビリーS(4歳上、芝直線1200メートル)
開催初日の18日はマイル王をめざす古馬によるクイーンアンSと、各国の2000ギニー馬が覇を競うセントジェームスパレスSが行われます。
クイーンアンSには、昨年のBCフィリー&メアターフ(G1、芝2000メートル、サンタアニタ)を制して、米国で最優秀古馬牝馬に選ばれたインスパイラル(牝5、父フランケル)と、今季初戦のロッキンジS(G1、芝1600メートル、ニューベリー)で、同厩舎のインスパイラルを4着に退けたオーディエンス(セン4、父イフラージ)が再戦します。2頭は馬主(チェヴァリーパークスタッド)も厩舎(J&T・ゴスデン)も一緒。下馬評では8対2くらいでインスパイラル有利とされています。
この他にはドバイターフ(G1、芝1800メートル、メイダン)でナミュール、ダノンベルーガ、ドウデュースなどの日本馬を退けて優勝したファクトゥールシュヴァル(セン5、父リヴチェスター)、ロッキンジS2着のシャーリン(牡4、父ダークエンジェル)、昨年10月のクイーンエリザベス2世S(G1、芝1600メートル、アスコット)の勝ち馬で、M・ガルニエリ厩舎に移籍して2戦目となるビッグロック(牡4、父ロックオブジブラルタル)などが参戦を予定。見応えのある一戦になりそうです。
フランケルやキングマンなどが勝ち馬に名を連ねるセントジェームスパレスSには英2000ギニー優勝のノータブルスピーチ(牡3、父ドバウィ)、英2000ギニーで2着のあと、愛2000ギニーで巻き返したロザリオン(牡3、父ブルーポイント)、それに仏2000ギニーを制したメトロポリタン(牡3、父ザラック)の3頭が激突します。注目は4戦全勝のノータブルスピーチのレースぶり。ここを無事に突破出来れば、マイル王への道がひらけてきます。
水曜日に行われるプリンスオブウェールズSにはディープインパクト産駒のオーギュストロダン(牡4)が出走します。今季初戦のドバイシーマクラシック(G1、芝2410メートル、メイダン)は12着、欧州初戦のタタソールズゴールドC(G1、芝2100メートル、カラ)は、ホワイトバーチ(牡4、父ユリシーズ)の2着と勝てずにいますが、前走の内容は悪くなく、6度目のG1制覇にリーチがかかっています。前走でこれを3馬身突き放したホワイトバーチが最大のライバル。この他にもコロネーションC(G1、芝2410メートル、エプソムダウンズ)を逃げ切ったルクセンブルク(牡5、父キャメロット)、それに昨年の仏牝馬2冠(仏1000ギニー、仏オークス)を制したブルーローズセン(牝4、父チャーチル)も参戦予定。ハーツクライを父に持つ日本産馬で昨年のG1英セントレジャー優勝以来の出走となるコンティニュアス(牡4)は最終日のハードウィックS(G2、芝2400メートル)と両にらみとなっています。
(ターフライター奥野庸介)
※競走成績などは2024年6月14日現在



