これまで10戦8勝、2着2回。昨年のエクリプス賞年度代表馬と最優秀3歳牝馬に輝いたソーピードアンナ(牝4、K・マクピーク、父ファストアンナ)が、8日(土曜)のG2アゼリS(ダート1700メートル、オークローンパーク競馬場)で復帰します。11月のBCディスタフに優勝後、年末年始を南部ルイジアナ州のフェアグラウンズ競馬場で過ごしたソーピードアンナは2月に入って調教のペースを上げて順調が報じられています。
今年のアゼリSは7頭立て。過去10年で1番人気馬の優勝は1度しかないのは気になりますが、メンバーを見渡してソーピードアンナの相手になりそうな馬は見当たりません。
前売り人気はソーピードアンナが1・4倍で断然。2番人気は、ここまで10戦4勝のアルパインプリンセス(牝4、B・コックス、父クラシックエンパイア)7・0倍。2歳時のBCジュヴェナイルフィリーズで2着が最良の成績となるジョディーズプライド(牝4、J・アブリュ、父アメリカンファラオ)が3番人気(9・0倍)。この他では通算8戦6勝で、前走のG3ヒューストン・レディースクラシックまで3連勝中のリチャージ(牝4、S・アスムッセン、父ガンランナー)、それに通算48戦21勝のベテラン、フリーライクアガール(牝6、C・D・ポミエール、父エルディール)などがダークホースとなっています。
牝馬の年度代表馬は83年オールアロング、86年レディーズシークレット、02年アゼリ、09年レイチェルアレクサンドラ、10年ゼニヤッタ、11年ハヴルドグレース、それにソーピードアンナの7頭を数えますが、3歳で選出されたのはレイチェルアレクサンドラとソーピードアンナの2頭。
レイチェルアレクサンドラは4歳時も5戦して2勝2着3回と、連対は外さなかったものの、初戦は2着。重賞勝ちはG2フルールドリスハンデキャップの1勝、G1は引退レースとなったパーソナルエンサインSで2着するにとどまって、飛ぶ鳥を落とす勢いにあった3歳時の再現はなりませんでした。
ソーピードアンナ陣営はここを皮切りに、4月12日のG1アップルブロッサムハンデキャップ(ダート1700メートル、オークローンパーク競馬場)に向かう予定で、G1ドバイワールドカップは自重するようです。名牝がなしえなかった2年連続の年度代表馬に向けて、ソーピードアンナのレースぶりに注目です。(ターフライター奥野庸介)
※レース成績等は2025年3月6日現在



