菊花賞トライアル、セントライト記念(G2、芝2200メートル、16日=中山、3着まで優先出走権)の1週前追い切りが5日に行われた。

5月の未勝利戦以来のレースに臨むサルヴェージワーク(牡、田村)は佐々木大輔騎手(20=菊川)を背に、同レースに出走する僚馬アスクハッピーモア(牡)と美浦ウッドチップコースで併せ馬を行った。6馬身追走から直線を向いて追い出されるとしっかり反応し、5ハロン65秒9-ラスト11秒8(いっぱい)をマーク。内から3馬身先着し、上々の動きを見せた。

調教を見守った田村師は開口一番に「この馬走るね」とうなっていた。追い切りの内容を「ジョッキーに乗ってもらって、しっかり追うように指示を出した。終い中心にいい動きだった」と振り返った。

東京の未勝利を勝って、今回は春の実績馬たちが相手となるが「自己条件ならすぐ勝てるレベルの馬。せっかくチャンスがあるなら、と思ってここを使う」と経緯を説明。そして「長距離の適性もあるし、権利を取って本番に向かいたい」と手応えを口にした。

併せたアスクハッピーモアについても「相手がよく動く馬だから見栄えが悪かったかも知れないけど、この馬としてもよく動けている。休み明けだけどいい仕上がり。初めての芝になるけど問題ない」と評価した。

田村厩舎は一昨年にアスクビクターモアがセントライト記念2着から菊花賞制覇を果たしている。偉大な先輩に続けるか、2頭の走りに注目だ。【深田雄智】