名馬×しまむら-。人気の総合衣料品店「ファッションセンターしまむら」で、競走馬をモチーフにしたアイテムがオンラインストアで販売された。反響は絶大で、販売初日にしてあっという間に「在庫なし」の状態に。急きょ決まった再販も、好評のうちに予約販売(受注生産)期間が終了した。話題を呼んだ今回の企画について、しまむらに尋ねた。
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競馬ファンのみならず、各方面で話題となった今回の競走馬グッズ。その狙いや実現までの経緯について、しまむら広報室はこう説明する。
「売上を作る上でIP商品の強化が必要です。最近の競走馬人気を感じ、新規IP商品として企画にいたりました」
IPとは「インテレクチュアル・プロパティー」の略で、知的財産を意味する。世間の競馬への関心や、名馬に対する認知度の高まりが、大手衣料チェーンによるグッズ展開につながった。
モチーフとなったのは、トウカイテイオー、ナリタブライアン、サイレンススズカ、ディープインパクト、オルフェーヴル、ミュージアムマイルの6頭。この顔ぶれになった理由については「知名度が高い競走馬を選定しました」。現役馬として唯一ラインナップに加わったミュージアムマイルは「直近の有馬記念で優勝した」ことが要因となった。
今回はTシャツ、トートバッグ、パスケースと3種類のグッズを用意。「各馬の特徴が出るようにデザインを考えました」と明かす。
反響の大きさについては想定を大きく上回ったようだ。「しまむら公式10での告知に対して、『いいね数』は告知当日で1万を超え、予想以上の反響でした。しまむらパーク(オンラインストア)での販売も完売し、競走馬企画に対するお客さまの期待の高さを感じました」と振り返る。
サラブレッドに対する「推し活」が盛んな中で、ファッション業界大手が手頃な価格でグッズを展開したことは画期的といえる。第2弾の予定について同社は「今後の商品企画に関わる内容のため、回答は差し控えさせていただきます」とするに留めたが、競馬ファンからの待望論はますます高まりそうだ。【奥岡幹浩】

