【ミラノ=木下淳】運命の男子フリーが行われた会場のチケットは、さすがは冬季五輪の華、高額ながら全3席種が完売している。普段は1万5500人まで収容できる会場を、五輪仕様の約9800席に。VIPやオリンピック・ファミリーなど関係者分を除いた席が、ミラノ・コルティナ2026公式チケット販売アプリで売られていた。
特に注目度の高い男子フリーの観戦券は、価格も格上げ。通常時は最上段を囲む360度の席、全てが最も安いカテゴリーC席として囲まれているが、この日は斜め四方だけに限定されて、普段はC席の中央四方がB席の料金に。同じく通常ならB席の中間層が全て最も高いA席になり、スタンドの大半を占める配置となった。
その価格は
C席=280ユーロ(約5万400円)
B席=550ユーロ(約9万9000円)
A席=750ユーロ(約13万5000円)
となっている。全て完売しており、ショートプログラム(SP)首位のイリア・マリニン(21=米国)と同2位の鍵山優真(22=オリエンタルバイオ/中京大)による頂上決戦など4年に1度の祭典を見ようとするファンで埋まり、大半が13万5000円という高額ながら、プラチナ化していた。
なお、単純比較はできないが、昨年末の全日本選手権は最前列のアリーナSS席で1万7000円。23年の世界選手権さいたま大会が最上位のプレミアム席で3万円だった。
前回22年の北京五輪は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で一般にはチケットが売り出されず、席間隔を空けての招待客に限られていた。

