【松井律・競輪黙示録スペシャル】
◆3R:西日本1予2
3着スタートでも浅井康太の表情は、どこか晴れやかだ。
西予<1>3Rで先陣を切ったのは、大方の予想を裏切る山口拳矢だった。「先行したいと提案してきたのは拳矢なんです。近畿を合わせ切ってからの清水(裕友)のまくりだから、そこを止めるのは難しかった。でも、拳矢の気持ちが伝わるレースでした」。決して山口にとって得意の距離ではなかったが、大事な場面で勇気ある仕掛けだった。
弱体化していく中部を1つにしようと、ダービー前には、重鎮の山口富生が音頭を取って合宿を張った。全プロでは、浅井が中心となり、若手らと食事会を行った。「コロナの影響などもあって、今までやってこなかった。でも、近畿の結束力とかを見ていると、僕らもまとまっていかないといけない。志田(龍星)や(藤井)侑吾も『行きたいです』と言ってくれてうれしかった」。2日目の山口のレース内容が、若手の意識の変化を証明する。西予<2>3Rは、両者でゴール勝負だ。(7)=(5)-全通りで14点。






















