坂口楓華(26=愛知)が、ガールズ特別レース10度目の挑戦で初めての栄冠を手にした。同時に最後のガルコレ女王に名を刻んだ。
先行した久米詩の3番手をキープ。最終バックから踏み上げた石井寛子を追うと、4角で抜け出して後続に1車身差をつける圧勝。終始、坂口を追走して2着に入った吉川美穂は「私は付いていくだけなんだけど…。とにかく楓華の足がすご過ぎて、全く届かなかった」と脱帽した。
会見の席についた坂口は開口一番「やっと取れたか! という気持ちです。走る前に泣きそうだったんです。タイトルを取りたい、自分のレースをしたい、その2つの葛藤があって…でも、涙はなかったです」と、発走直前までプレッシャーを感じていた。
しかし「(児玉)碧衣さんへの声援がすごかったけど、私にも多かった」とファンの後押しをパワーに変え、落ち着いたレース運びで栄冠をつかんだ。
特別レースを制して新たな自覚も芽生えたようで「先行1着は難しい時代だけど、1周いける脚力をつけたい」と目を輝かせる。来月の久留米G1オールガールズクラシック制覇へ、大きな弾みになった。





















