ナショナルチームで鍛えた脚力は、やはりひと味違う。中石湊(21)が豪快にまくって、07年の菊地圭尚以来、北海道2人目のYGPチャンプに輝いた。単騎カマシの梶原海斗にはまった西田優大が番手からまくったが、最終ホーム8番手から仕掛けた中石がその上をあっさりのみ込んだ。
「同じような仕掛けになりましたね」。2場所前の四日市決勝で、イメトレはできていた。坂口晃輔-小堺浩二を背負った志田龍星が正攻法からそのまま主導権奪取。終始7番手だった中石は、最終ホームから一気に仕掛けてVロードを突っ走った。単騎の戦いも「YGPも単騎になるだろうから」と苦でもなかった。
1つ階段を上って次のステージに向かう。「競技ではAチームに上がって五輪を、競輪では実力でG1に出て北日本の前で引っ張りたい」。その先に次の栄冠が待っている。





















