昨年の大会で悲願のグレード初制覇を飾った渡辺篤(49=浜松)は初日11R予選に出走予定。ロードレースの世界で活躍した渡辺は、特例枠としてオートレーサーに転身。青山周平、佐藤摩弥とは同じ31期生。デビュー当初から注目された。その後は大きな舞台での優勝には手が届かなかったが、苦節14年でG2タイトルを獲得した。「去年のG2初制覇? そういえば、優勝しましたね(笑い)」。とぼけながら返答した。地元開催となった先月の浜松G1開場記念ゴールデンレースで優出(8着)を果たしているが、今年に入ってから普通開催でも優勝がない。それでも、「2カ月ぐらい前にヘッドとシリンダーを新品にしてから、ずっと安定して動いています」。エンジン状態は悪くなさそう。G2稲妻賞が開催されるシーズンは、天候が崩れることが多い。「去年の優勝戦も雨走路だった。伊勢崎は外のコースも利くので、自分にとってはありがたい。少し前に伊勢崎の雨を走ったけど、感じ良く乗れましたよ」。意気込みを聞くと、「気負わずに、いつも通りのスタイルで行きたいと思います」。2連覇への道のりは険しいが、前回チャンピオンとして戦いに挑む。