<高校サッカー:四日市中央工2-0帝京三>◇2日◇2回戦◇等々力

 四日市中央工(三重)が、FW小林颯(1年)の2試合連続得点などで、3回戦に進出した。小林は前半38分、左から挙がったクロスに逆サイドで飛び込み、ダイビングヘッドで先制点を決めた。

 この日は、樋口士郎監督(54)の弟で、前日(1日)の天皇杯決勝で横浜を21年ぶりの日本一に導いた樋口靖洋監督(52)が応援に駆けつけた。兄の士郎監督は「2年前に選手権で準優勝し、今年は横浜がリーグ戦で2位だったので、周りからは“2位のDNAだな”って、おもしろがっている人もいたけれど、弟から勇気をもらいました」と話した。