日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督(63)が13日、お盆休みの帰省ラッシュの中、静岡・藤枝市でU-18(18歳以下)日本代表を視察し、収穫を持ち帰った。協会関係者の運転する車で同代表が出場する国際大会SBS杯に姿を見せた。東京から往復約400キロの道のりで、滞在約3時間半の弾丸視察だった。
同スペイン代表にPK戦の末競り勝った将来の代表候補の戦いに手応えを感じたのか、続く静岡ユース-同クロアチア代表戦の前半途中まで滞在を延長。帰路に就く際には惨敗した東アジア杯とは別人のようにご機嫌だった。笑みを浮かべてこう言った。
「いい試合を見せてもらった。U-18は素晴らしい日本代表だった。何人かの非常に面白い選手もいた。彼らには(近い将来)クラブでプロとしてプレーする機会を与えてもらいたい」
同代表には既にJリーグデビューを果たした坂井(大分)堂安(G大阪ユース)の両MFら将来を期待される選手がいる。隣で観戦した霜田技術委員長によると小川(桐光学園)岸本(C大阪U-18)の頑張りに目を細めていたという。4月にも高円宮杯U-18プレミアリーグに足を運んでいる。同年代の視察は2度目。理由を同委員長は「日本のサッカーをより理解するため」と説明した。
最後には「決定力の部分がすべてのカテゴリーの課題」と話し、W杯出場に向け「トレーニングする時間を与えてほしい」と話すなどハリル節も健在。東アジア杯からの切り替えは完了したようだ。【八反誠】
◆SBS杯国際ユースサッカー 1977年(昭52)に日本と韓国の高校親善大会としてスタート。日本でもっとも歴史のあるユース年代の国際大会。14年W杯の日本代表ではFW本田、香川、MF遠藤、長谷部ら13人が出場経験者。

