W杯ロシア大会アジア最終予選B組、アウェー・オーストラリア戦に挑む日本代表が8日、メルボルン市内で初練習した。

 南半球で春の当地は気温10度、晴天の下で選手は6日イラク戦の出場組とサブ組に分かれて調整。左足首痛を訴えたFW岡崎慎司(レスター)は別メニューとなった。

 回復に努める出場組はジョギングやフットバレーに取り組み、控えだった組は強度の高いボール回しなどで、最終予選の前半戦ヤマ場となる一戦へ準備した。

 FW本田圭佑(ACミラン)は半袖姿で取材に対応し「寒いね。でも俺は(CSKA)モスクワに4年間いたからね」と笑顔。ACミランで出番がない現状に「悔しい。でも、自分の中で何をすべきか定まっている」と自信を見せ、オーストラリア戦に向けては「今、答えらられるのは勝ちたいということ。ただ、試合中に(戦法を)変えることもある。ゲームの流れを読むことも大事」と言った。