サッカー女子の日本代表「なでしこジャパン」(世界ランク7位)は、W杯フランス大会(7日開幕)前、最後の国際親善試合に臨み、同じく同大会に出場するスペイン(同13位)と1-1で引き分けた。

まずは前半21分、ペナルティーエリア内で相手と競り合ったMF市瀬菜々がハンドをとられてPKを献上。これをFWエルモソに冷静に決められ、先制点を許した。

そのまま前半を折り返すと、1点を追う日本は後半15分にFW横山久美に代えてFW菅沢優衣香、市瀬に代えてMF三浦成美の2人を同時に投入。なかなか流れを引き寄せられずにいると、31分にDF清水梨紗に代えてDF三宅史織、FW籾木結花に代えてFW遠藤純と再び選手を2枚替えしてピッチへ送り、システムも4-4-2から4-2-3-1へと変更した。

すると40分、左サイドでボールを持った遠藤のパスに杉田が抜け出してゴール前にグラウンダーのクロスを送ると、これに1トップに入っていた菅沢が飛び込み、右足で合わせてネットを揺らした。

土壇場で日本が同点に追いつき、試合はこのまま終了。引き分けに持ち込んだものの、日本が流れの中から相手を崩したシーンは、このゴールシーンなど数えきれるほどしかなく、W杯本番へむけて不安を残す内容となった。

日本は今後もフランス国内で調整し、10日にパリでW杯1次リーグ初戦のアルゼンチン戦を迎える。