なでしこジャパン(サッカー女子日本代表)が23日、福島・Jヴィレッジで候補合宿をスタートさせた。

10月の活動では招集がかなわなかった、フランス・リヨンのDF熊谷紗希(30)も初日から合流。通常フランスからの帰国時は14日間の待機期間が必要とされるが、スポーツ庁から練習場と宿泊所での活動においてのみ、自主待機の免除が認められた。

前回の合宿では守備に重点を置いた。高倉麻子監督(52)は「守備の安定は、チームの攻撃を強化する上でも、チームをレベルアップするためにも大事な要素。新しい選手も多いので上乗せしていきたい」と話すと同時に、「攻撃的にサッカーをやる考えの中では、崩しのトレーニングは増やしていきたい」と攻撃強化の構えを示した。

合宿は29日までの1週間行われる。