【ドーハ(カタール)佐藤成】日本がイラクを2-0と下し、8大会連続12度目のオリンピック(五輪)出場を決めた。パリ五輪アジア最終予選(3・5枠)を兼ねた大会で、前半にFW細谷真大(22=柏レイソル)と荒木遼太郎(22=FC東京)がゴールを奪い、決勝進出を果たした。5月3日の決勝では、インドネシアを2-0と下し、初の五輪切符を手にしたウズベキスタンと対戦する。

ここまで全試合に出場しているMF松木玖生(21=FC東京)は最高の誕生日を迎えた。30日に21歳となり、「ここまで来たのはやっぱ自分だけの力ではないので、スタッフ、全員含めて、チームメートもそうですけど、最高のプレゼントを送ってもらった」と笑顔。「次は自分がその期待に応えていけるようにしたい」と決勝を見据えた。

初戦の中国戦で今大会チーム第1号を決めた。そこから毎試合日替わりヒーローが出現し、どこからでも点が取れるチームとなった。「多くの選手がゴールに絡めるっていうところも、他の国からしたらすごく脅威なところ」と手応え。それだけバリエーション多くチャンスを作り出している証拠でもある。「もっともっと自分もシュートチャンスがあったので、決めてもおかしくないような状況があった」と振り返り、「そういうところも仕留めていけるようにしたい」とファイナルでの得点奪取を誓った。

【U23日本代表】8大会連続12度目五輪決めた!細谷、荒木弾でイラク下し決勝進出/ライブ詳細