浦和が、今季のACL初戦を白星で飾った。

 前半8分にFW武藤雄樹(27)のゴールで先制。後半20分にも途中出場のFW興梠慎三(29)がPKを決め、2-0で勝利した。

 ペトロビッチ監督(58)は「我々は過去2大会ともを敗戦してスタートしていた。勝利で終えられたことは我々に自信をもたらしてくれ、ポジティブなサイクルを生み出す」と勝利を喜んだ。

 先制点を挙げた武藤は「勝てたことには満足している」。仙台時代の恩師であり敵将のアーノルド監督の前で恩返しとなる1発を決め「アーニー(アーノルド)には感謝しているし、ゴールを決めた姿を見せられて良かった。(試合後に)『グッド・ラック』と言われたので、今後も良い結果を届けられるように頑張りたい」と話した。