浦和がアウェーで昨年王者の広州恒大と引き分け、勝ち点1を得た。

 浦和はいきなり出はなをくじかれた。前半5分、浦和FWズラタンのファウルがPKとなり、広州恒大リカルド・グラルが決めて先制される。さらに同13分、またもリカルド・グラルのゴールで早々に2点のリードを許した。

 浦和も同30分、コーナーキックからのボールを相手GKがファンブルしたところを逃さず、FW武藤が押し込んで1点を返した。

 後半に入っても防戦の展開になり、広州恒大が再三ゴールを襲ったがGK西川を中心になんとか粘りのディフェンス。同21分にはFW興梠とFW李を投入し局面の打破を図った。まさにその采配が的中。終了間際に興梠が値千金のゴールをたたき込んだ。

 これで1勝1敗1分けとなった浦和は、4月5日の次戦で広州恒大をホームに迎え再戦する。

 ACLは32チームが出場し、1次リーグは全8組で総当たり(ホームアンドアウェー)で実施。各組上位2チームが決勝トーナメント(T)に進む。決勝Tもホームアンドアウェー。優勝すればクラブW杯の出場権を得る。