川崎FのFW三好康児(19)とDF板倉滉(19)が6日、神奈川県川崎市の麻生区役所で参院選の期日前投票を済ませた。

 18歳選挙権が適用されたことで、2人は新たに有権者の仲間入り。緊張した面持ちで投票に参加した。三好は高校時代、学校で模擬選挙を経験していたが「運営者も高校生の模擬選挙とは少し雰囲気が違いました」と苦笑。2人は、投票前にインターネットで各候補者と政党のマニフェストに目を通し、板倉は候補者の動画もチェックしたという。板倉は「今までは政治には興味はなかったし、投票するのは難しい印象はあった。今回、投票にあたり候補者を調べることで、1票の重みを感じた」と振り返った。

 三好は2日の前節仙台戦でプロ初ゴールを決め、板倉も今年5月のカップ戦でプロデビューしたばかり。19歳の選挙初体験も加わり、三好は「より責任をもって行動しなければいけない」と気を引き締めていた。