磐田は5日、今季チーム最多14得点の元イングランド代表FWジェイ(34)と、今季途中から加入した元ギリシャ代表DFパパドプーロス(31)が契約満了により、退団すると発表した。

 ジェイは15年シーズンから加入。昨季はJ2で20得点を挙げ得点ランク1位に輝いた。今季は負傷で出遅れたが、22試合で14得点で、得点ランク6位タイだった。「フロントの皆様、クラブに誘ってくれた名波監督が日本に来るきっかけを与えて頂いて、とても感謝しています。最後に初日から、いつも支えてくれたサポーターに心からありがとうと伝えたいです」とコメントした。

 パパドプーロスは今年5月に加入。8月24日のアウェー福岡戦(3-2)で、Jリーグ初ゴールとなる決勝点を挙げた。「来日当初は、日本とヨーロッパのディフェンスの違い等で戸惑いもありましたが、名波監督を初め、スタッフ、チームメートの助けもあり、徐々に適応することができました。ジュビロ磐田でプレーできたことは自分のフットボール人生において、大きな財産となりました。今後ジュビロ磐田がタイトルを手にする日を心から願っています」とコメントを発表した。