福島が未来のスターに負けた。本拠地では今季最多の3052人が集まったが東京U-23に0-2で敗れた。

 今季限りで退任する栗原圭介監督(43)は「後半は思い切っていこうと割り切って、いい形が作れた」と振り返るように、2点差を追う後半、激しく攻め込んだ。サイドをドリブルで切り込み、クロス。縦パスから裏へ抜け出してシュート。前半はわずかシュート2本に抑えられた攻撃が、後半は8本を打ち込む。しかし決定機を作りながらもゴールが遠い。前節でJリーグ史上最年少出場を果たした東京MF久保建英(15)が、この日も後半13分から出場。平均28・33歳の福島に対し、20・47歳の東京U-23の勢いが勝った。MF石堂和人主将(34)は「栗原監督が退任するのは主将、選手の責任。もっと強くなって、福島を盛り上げられるように前を向いて頑張っていく」と本拠地最終戦での敗退を悔しがった。

 次週20日の敵地での藤枝戦が今季最終戦。栗原監督は「最後は勝って終わりたい」と有終を飾りたいと誓った。【島根純】