J2のFC町田ゼルビアは15日、FWドリアン・バブンスキー(21)が、U-21(21歳以下)欧州選手権予選に臨む、U-21マケドニア代表に選出されたと発表した。17日のモンテディオ山形戦後にチームを離れ、23日にU-21ロシア代表と、28日にはU-21オーストリア代表と対戦する予定。

 過去、U-17、19マケドニア代表に選ばれたことがあるバブンスキーは、町田を通じてコメントを発表した。

 「約1年ぶりに代表チームに復帰することができ、大変うれしく思います。このようなチャンスをいただき、感謝しています。FC町田ゼルビアで経験を積んだことが今回の選出につながっていると思います。マケドニアは、ゼルビアと同じようなハイプレスの戦術を使ったサッカーをしているので、生かしたいです。ロシアとオーストリアは良いチームでハードな試合になると思いますが、ゼルビアでつかんだ自信を代表チームで発揮し、勝利に貢献したいと思います。ゼルビアサポーターの皆様、良い結果を出して帰ってきたいと思いますので、ぜひ応援をお願いいたします」

 バブンスキーはJ1横浜F・マリノスMFダビド・バブンスキー(24)の実弟。兄はスペインの強豪バルセロナの下部組織に所属したが、自らはライバルのR・マドリードの下部組織でプレーした経験を持つ。町田には17年8月に加入し、そのままJ3鹿児島ユナイテッドFCに期限付き移籍後、同8月26日に行われたカターレ富山戦(2-1勝利)に先発し、45分間プレー。そして18年に町田に復帰し、今季は4日の第2節・大宮アルディージャ戦に途中出場し19分、11日のヴァンフォーレ甲府戦に途中出場し、23分プレーしたが、得点はない。