元日本代表の栃木FW大黒将志(38)が、史上初となるJ2通算100ゴールを挙げた。後半20分、左CKから左足のダイレクトボレーで先制点。今季10点目が、メモリアルゴールとなった。

 「いろいろなチームでやってきた。いろいろな人のおかげです。100ゴールより101ゴールの方が大事。もっと点を取れるように。まだリーグ戦も続くので、もっと勝てるようにしていきたい。あと、100ゴールはすべてナイキのスパイク。感謝したい」。試合後のインタビューでは笑顔を浮かべた。

 G大阪の下部組織出身の大黒は、Jクラブや欧州、中国などを経て12クラブ目。今季、京都から得点力を期待されてJ2に昇格した栃木に期限付き移籍していた。昨季は途中出場が多かったが、28試合6得点。同じ京都時代の14年は26得点、15年は16得点を挙げていた。