アルビレックス新潟レディースはマイナビ仙台に4-1で勝った。今季最多得点タイの快勝で、引き分けを挟み、3試合負けなし。前半16分の上尾野辺めぐみ(32)のPKを口火に、同25分にはMF阪口萌乃(26)が強烈な左足のミドル弾。後半も2点を追加した。順位は前節と同じ7位のままだが、上位を射程圏に捉えた。

ゴールラッシュだった。新潟が4度、相手ゴールネットを揺らした。口火はMF上尾野辺のPK。前半16分にFW佐伯彩(29)がペナルティーエリア内で倒されて得たチャンスを、主将がきっちり決める。「流れをこっちに持ってくるために何とか決めたいと思い切り蹴った」。ボールはゴールマウスの右に吸い込まれた。

「いいスコアが出た。それに見合う選手が頑張ってくれた」と山崎真監督(47)。その言葉通りに追加点は、なでしこジャパンのアジア大会金メダリスト、MF阪口だ。1-0の前半25分。相手ゴール前の攻防からこぼれたボールをダイレクトで左足を振り抜いた。強烈なミドルシュートは右サイドネットに飛び込んだ。「いいコースに決められた」と笑顔だった。

決めるべき選手が前半に決めれば後半は「初もの」ラッシュ。後半7分に左クロスを頭で決めたDF左山桃子(26)は今季初ゴール。「めぐ(上尾野辺めぐみ)さんと目が合って『おいで』と呼ばれた」と後半42分のFKを決めたMF唐橋万結(19)は公式戦初ゴールだった。山崎監督はゴールラッシュの要因を「守備が機能した結果」と振り返っていた。【涌井幹雄】