北海道コンサドーレ札幌に来季加入が内定している日大3年のMF金子拓郎(21)が北国の洗礼を受けた。

チームは23日、札幌・宮の沢で行う予定だった練習試合をを積雪で中止となり、ランニングなどで調整した。2月の仮契約後、初の対外試合を楽しみにしていた埼玉出身の金子は、真っ白となったピッチに苦笑いを浮かべ「しょうがないですね。自分のできることをしっかりやりたい」と話した。

8日に大学所属のままJリーグに出場できる特別指定選手に承認された。21日から練習に参加し、4月以降は大学側と相談しながら参加し公式戦出場を狙う。「1日1日のチャンスをものにして試合に絡めるようにアピールしたい」と意気込む。22日には筑波大3年の高嶺朋樹(21)の来季加入内定が発表された。同学年で同じ全日本大学選抜メンバーだったこともあり「心強い。ライバルとして仲間としてうれしい」。同期の存在も刺激にして、1日も早いデビューを目指す。