札幌駒井5カ月ぶり合流、初長期離脱もパワーアップ

頼もしい男が戻ってきた。右膝半月板損傷で離脱していた北海道コンサドーレ札幌のMF駒井善成(27)が24日、約5カ月ぶりに全体練習に完全合流した。1月のタイ合宿中に負傷し、手術を受けた。「まだまだフィーリング的にはイマイチだけど、やればやるだけ上がっていくと思う」と話した。

ルヴァン杯プレーオフ第2戦のジュビロ磐田戦(26日、札幌厚別)に向けた調整で行われた9対9の実戦形式では、主力組のボランチに入った。10日から部分合流をしていたが、対人練習は負傷以来初めて。「久しぶりなのでとりあえず楽しんでやろうと思った」。時折笑顔でボールを追い、ペナルティーエリア手前からシュートも放った。負傷部分の痛みよりも周辺にまだ違和感があるという。

サッカー人生で2カ月以上の長期離脱は初めてだった。悔しさもあったが、自分の体と改めて向き合えた期間でもあり「上半身含めて下半身もバランスとかを鍛えた。パワーアップを感じる」。対人で競り合う場面もあったが「右足をかばいながらでもできた。違和感が抜けたら昨年より体的にはもっと良いんじゃないかな」と楽しみにした。

チーム目標のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場には欠かせないキーマン。昨季はリーグ戦34試合中、主に右サイドハーフで29試合に出場。クラブ最高の4位躍進に貢献した。戦列復帰へ「プロの世界は甘くないので、自分ができると思ったタイミングで戻れたら」と慎重だったが、現在5位のチームをさらに押し上げる起爆剤となりそうだ。【西塚祐司】