サガン鳥栖はフェルナンドトーレス(35)の現役引退試合で、今季ワーストとなる6失点の大敗を喫した。

J2降格圏内の16位のままだが、この日勝利した17位松本山雅FCに勝ち点差1に迫られた。

後半形勢を逆転させるために、DF2人に代えて攻撃的選手を投入する賭けとも言える打開策を選択した。だが好転せず完敗。金明輝監督(38)はフェルナンドトーレスについて「攻撃の起点になり、チームの中心として90分よくやってくれた」とたたえた。だが本拠地では今季最多2万3055人の前で屈辱的な敗戦。仲間の引退試合で「勝たせてやれなくて申し訳ない」と悔やんだ。